英国債:10年債下落、利回り4営業日ぶりに上昇-G8宣言で

21日の英国債市場では10年債相場が 4営業日ぶりに下落、利回りは上昇した。主要8カ国(G8)首脳が週 末の会議で、ギリシャのユーロ圏残留を求めるとともに各国の成長押し 上げを支持したことが手掛かり。欧州首脳会議を23日に控えていること も、警戒感を醸成している。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテジ スト、ジョン・レイス氏は「G8首脳宣言は正しい内容ではあるが、そ の具体性の欠如は問題がいかに解決困難であるかを示している」と指 摘。宣言の内容は英国債に「わずかながら」マイナス材料だと続けた。

ロンドン時間午後4時39分現在、10年債利回りは前週末比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.84%。一時は5bp上 げ、今月10日以来で最大の利回り上昇となった。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.18下げ119.24。

18、19両日に米ワシントン郊外のキャンプデービッドで開催された G8首脳会議は「世界の安定と回復のために強く結束したユーロ圏の重 要性で合意し、ギリシャが公約を守りながらユーロ圏にとどまることへ の関心を確認する」との宣言を出した。

原題:Gilt Yields Climb Most in a Week as G-8 Shows Support for Greece(抜粋)

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