コンテンツにスキップする

ムーディーズ:オリックスをBaa2に2段階格下げ、見通しは安定的

格付け会社ムーディーズ・ジャパン は、オリックスの格付けを2段階引き下げてBaa2とした。金融危機 の経験を踏まえた格付け手法の見直しに伴う措置で、見通しは安定的。

ムーディーズは21日の発表資料で、今回の格下げを金融事業会社の リスク評価に対する同社の認識変更を反映した措置だと説明。オリック スは金融危機以降、流動性や資本の充分性を改善してきたが、資金調達 の手法には懸念が残っており、「そのリスクは以前の格付けA3より、 Baa2の方がより十分に捕捉できる」と指摘した。

ムーディーズが3月の発表でオリックスの格付けを最大3段階、投 資適格格付けとして最低のBaa3まで引き下げる方針としたのを受け て、オリックスの浦田晴之副社長は「当社の財務基盤はむしろ改善して いる。新格付けは実態を反映していない」と反発していた。実際には、 オリックスの格付けは2段階の引き下げにとどまった。

今回の発表を受け、オリックス広報担当の堀井淳氏は「今回の格下 げ変更は手法の見直しによるもので、当社の業績を反映するものではな いと理解している。今後も投資家を含むステークホルダーの期待に、業 績で応えていきたい」とコメントした。

一方、ムーディーズと格付け業界で競合するスタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、オリックスに対して従来のA-の格付けを 維持している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE