コンテンツにスキップする

今日の国内市況(5月21日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日経平均は反発、保険や小売など内需高い-時価総額上位の軟調重し

東京株式相場は、日経平均株価が小幅反発。前週末に株価指数がこ とし最大の下げを記録し、短期的な反発を見込む買いから内需関連株中 心に上げた。今期業績の改善期待で、保険株が東証1部33業種の上昇率 首位となり、小売や不動産、医薬品なども高い。

半面、欧州情勢を見極めたいとして積極的な買いも入りづらく、ト ヨタ自動車やパナソニック、野村ホールディングス、三菱UFJフィナ ンシャル・グループなど時価総額上位銘柄は下落。海外原油 先物価格 の下落を嫌気し、商社など資源関連株も軟調だった。

日経平均株価 の終値は前週末比22円58銭(0.3%)高の8633円89 銭。一方、TOPIXは0.39ポイント(0.1%)安の725.15と小幅続 落。

●債券反落、米債安や高値警戒で売り-長期金利は1週ぶり高水準

債券相場は反落。長期金利は一時0.86%まで上昇し、約1週間ぶり 高水準を付けた。前週末の米国債下落や最近の相場上昇で高値警戒感が 出ており、円債市場は売りが優勢となった。

RBS証券の福永顕人チーフ債券ストラテジストによると、「前週 末の海外市場で米国債が若干売られた地合いを受けて、円債市場は素直 に売りが先行した」という。

東京先物市場で中心限月6月物は反落。前週末終値比8銭安の143 円37銭で始まった後、いったんは143円41銭まで戻した。しかし、午後 に入って、売りが膨らみ、一時143円12銭まで下落し、11日以来の安値 をつけた。結局、25銭安の143円20銭で引けた。

●円下落、日銀会合やEU首脳会議控え買い圧力緩和-対ドル79円前半

東京外国為替市場では円が下落。対ドルでは1ドル=79円台前半で 取引された。ギリシャを中心とした欧州情勢の不安定化懸念を背景に投 資避難先として円の上昇圧力がくすぶる中、日本銀行の金融政策決定会 合や欧州連合(EU)の臨時首脳会議を控え、目先は円買い圧力が緩和 した。

外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、23日のEU首脳 会議では「少し対策が出る可能性も残っている」とした上で、ユーロ売 りが緩むとみており、クロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)を中心 に「円が売られやすくなる」と説明。また、日銀会合では恐らく政策の 変更はないとし、白川方明総裁の記者会見で、「次につながるような発 言」が出るかどうかが注目だと言う。

ドル・円相場 は前週末の海外市場で79円ちょうど近辺と、2月17 日以来の水準までドル安・円高が進み、週明けの東京市場では79円台前 半に値を戻して推移。一時は79円29銭まで円が売られ、午後3時40分現 在は79円30銭付近で取引されている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE