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今年の米雇用見通し改善、予想上回る回復へ-NABE調査

米国の雇用は今年、エコノミストの 従来予想を上回る回復を示し、米経済の成長持続を後押しする見通しで あることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の最新調査で明ら かになった。

NABEが21日発表した調査結果によれば、2012年の非農業部門雇 用者数は月平均18万8000人増と、2月時点の予想の17万人を上回る伸び となる見通し。10-12月(第4四半期)の失業率は平均8%と、3年ぶ り低水準となった先月の8.1%とほぼ同水準が見込まれている。

調査では、今年の米経済成長率の見通しは2.3%と、2月の予想か ら横ばい。13年は2.7%成長が予想されている。インフレは引き続き抑 制され、来年末までは米連邦準備制度理事会(FRB)が掲げる2%の 目標近辺にとどまる見込みだが、失業率の高止まりで消費者支出の伸び は制限される。

全米家電協会(CEA)のチーフエコノミストで調査のまとめ役で あるショーン・デュブラバック氏は発表資料で、「大統領選挙後に改善 が見られ、短期的には緩やかな成長が予想される」と指摘。「住宅や自 動車販売、雇用、鉱工業生産の全ての見通しが良くなった」と述べた。

今回の調査は4月19日-5月2日に実施され、米労働省が今月4日 に発表した最新の米雇用統計の内容は調査結果に反映されていない。4 月の非農業部門雇用者数は前月比11万5000人増と、過去半年で最も小幅 な伸びにとどまった。再就職をあきらめた失業者が労働市場から退出し たのに伴い、失業率は低下した。

原題:Jobs Outlook in U.S. Improves for 2012, Business Economists Say(抜粋)

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