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アップルとサムスン、特許めぐりCEO和解協議-解決見込み薄

携帯端末の特許侵害をめぐって争っ ている米アップルと韓国のサムスン電子は21日、両社の最高経営責任者 (CEO)が裁判所の命令に従って和解協議を開始するが、係争が解決 する見込みは薄い。両社の訴訟を見守る複数の弁護士が指摘した。

米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁のルーシー・コー判事は、 アップルのティム・クックCEOとサムスンの崔志成CEOに直接会っ て話し合うよう命令。両社の法務担当者も2日間の和解協議に参加する よう命じられた。アップルはサムスンのスマートフォン(多機能携帯電 話)が「iPhone」(アイフォーン)や「iPad」(アイパッ ド)のデザインに関する特許を侵害していると主張。これに対し、サム スンは同社のスマートフォン「ギャラクシー」に関連する特許をアップ ルが侵害していると反訴している。

コー判事は7月の裁判の回避を目指している。同判事は今月、係争 が広範囲にわたるため、裁判は陪審員にとって「残酷で異常な刑罰」に 等しいとの見方を示した。今回の協議が数カ月後の和解の基礎となる可 能性はあるものの、アンドロイド携帯市場で優位に立つサムスンと、技 術革新に対する高い評価を断固守ろうとするアップルは、見解の相違が 大き過ぎるため、今週和解に達するのは難しそうだ。

ウルフ・グリーンフィールド・アンド・サックス(ボストン)で知 的財産権を扱う弁護士、スティーブン・ヘンリー氏は「月曜日や火曜日 に解決するとは誰も思っていない。これだけ大きい係争だけにそこまで まだ達していないと思う。これは世界規模の争いだ」と述べた。同氏は 両社の訴訟には関わっていない。

原題:Apple Patent Fight With Samsung Unlikely to End With CEO Meeting(抜粋)

--取材協力:Susan Decker、Jun Yang、Diana ben-Aaron、Peter Blumberg.

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