アジア株:半年ぶり大幅安から反発、中国首相の発言で

21日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は半年ぶり大幅安となった前週末から値を戻 した。中国の温家宝首相が経済成長促進に一段と注力すると表明したこ とが寄与した。

中国建設省傘下の不動産開発会社、中国海外発展は香港市場 で1.5%上昇。シドニー市場では、世界最大の鉱山会社のオーストラリ ア・英系BHPビリトンが2%高。RBCキャピタル・マーケッツは同 社が新たな自社株買いを開始する可能性があるとの見方を示した。

売上高の3分の1を欧州で稼ぐ任天堂は下落。韓国の化学品メーカ ー、OCIはソウル市場で4.4%安。欧州債務危機の影響で、事業拡大 計画を先送りしたことが影響した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時20分現在、前週末 比0.2%高の112.78。構成銘柄のうち値上がりと値下がりの比率は約5 対4。18日は欧州債務危機の深刻化と米経済指標が予想を下回ったこと が響いて2.5%下落。昨年11月10日以来の大幅な下げとなり、年初来の 上昇分を帳消しにしていた。

東京海上日動火災保険・資産運用第1部の竹内慎太郎ポートフォリ オ運用グループ課長は、温家宝が成長支援を表明したことについて、明 確な兆しが見られれば、市場の支援材料になるとの見方を示した。

原題:Asia Stocks Rebound From Biggest Drop in 6 Months on Wen Comment(抜粋)

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