コンテンツにスキップする

NY原油時間外:7日ぶり上昇-ゴールドマン需給逼迫見通し

ニューヨーク原油先物相場は21日の 時間外取引で7営業日ぶりの上昇。米ゴールドマン・サックス・グルー プが需給逼迫(ひっぱく)見通しを示したことや中国政府が景気てこ入 れ策を約束したことを好感した。

原油先物は一時、0.6%上昇した。前週末は約7カ月ぶりの安値ま で下落した。ゴールドマンは21日、電子メールで送付したリポートで、 原油の大幅下落には根拠がないと述べた。新華社通信が20日、温家宝首 相の発言として伝えたところによると、中国は経済成長てこ入れに重点 を置く方針を示した。中国は世界2位の石油消費国。原油価格は、3月 のサウジアラビア産油量が少なくとも過去31年間で2番目の高水準に増 加したことから下落していた。欧州連合(EU)は7月1日からイラン 原油禁輸措置を発動する。

ゴールドマン・サックス(ニューヨーク)のエネルギー調査部門の 責任者、デービッド・グリーリー氏はリポートの中で、「イラン原油禁 輸が本格的に始まる前にサウジが需要に応えるために増産したことから 今年の原油市場は供給過剰になっていた。イラン原油が市場から締め出 されれば過剰は解消する」と指摘した。

原油先物6月限は一時、56セント高の1バレル当たり92.04ドルを 付けた。シドニー時間午後0時4分(日本時間午前11時4分)現 在、91.93ドルで推移している。前週末の通常取引は1.2%安の91.48ド ルで引けた。終値としては昨年10月26日以来の安値。7月限は43セント 高の92.23ドルで推移。年初来の下落率は7%。

原題:Oil Rises First Day in Seven as Goldman Sees Tighter Supplies(抜粋)

--取材協力:Ayesha Daya.

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE