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英住宅売却希望価格、5月は前月から横ばい-ライトムーブ

英国の5月の住宅売却希望価格は前 月から横ばいだった。欧州危機と住宅の初回購入者向けの不動産税優遇 措置が終了したことから、需要が抑えられた。英最大の住宅不動産ウェ ブサイト、ライトムーブの調べで明らかになった。

21日の発表資料によると、イングランドとウェールズの5月の住宅 売却希望価格は平均24万3759ポンド(約3050万円)となった。住宅売却 希望価格は住宅探しが活発となる春に上昇する傾向があり、5月に値上 がりしなかったのは2002年の統計開始以降で初めて。首都ロンドンの売 却希望価格は前月比0.9%上昇し、過去最高の46万9314ポンド。

ライトムーブのコマーシャルディレクター、マイルズ・シップサイ ド氏は発表資料で「ギリシャがデフォルト(債務不履行)状態に陥った 場合には、利用可能な住宅ローンの一段の減少と消費者心理の悪化とい う連鎖反応が起き、購入意欲をそがれる潜在的購入者はさらに増えるだ ろう」と指摘。「不安定な時代にあって、ロンドンの物件は海外の資金 の安全な避難先として人気が一段と高まり、首都とその他の地域の格差 はますます拡大する可能性がある」と述べた。

資料によれば、5月に市場に出た物件数は4月から10%減少。住宅 売却希望価格は、ライトムーブが調査対象とする10地域のうち5地域で 前月から値下がりした。

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