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今週の米指標:耐久財受注と住宅販売は増加か-景気拡大持続

今週発表の米経済指標では、4月の 耐久財受注と住宅販売件数が増加し、米景気拡大が引き続き軌道に乗っ ていることが示されると、エコノミストらはみている。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト61人の予想中央値による と、米商務省が24日発表する4月の製造業耐久財受注額は、前月 比0.3%増加したと見込まれる。3月は同3.9%減(改定値)だった。ま た、中古と新築の住宅販売件数も増加したようだ。

自動車メーカーが増産するなど製造業の好調は続き、住宅販売も過 去最低の住宅ローン金利が追い風となるようだ。とはいえ、成長回復に 弾みがつくには製造業と住宅販売だけでは不十分であり、経済界全体で 個人消費を後押しするような一層の雇用増が求められる。

ソシエテ・ジェネラルのシニア米国エコノミスト、ブライアン・ジ ョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は「経済は成長しているが、目覚しい ペースでの成長ではない」と指摘。「製造業と住宅市場はまずまずだ が、より懸念されるのは労働市場だ」と述べた。

全米不動産業者協会(NAR)は4月の中古住宅販売件数(季節調 整済み、年率換算、以下同じ)を22日に発表する。ブルームバーグがま とめた調査の予想中央値は前月比3.1%増の462万戸。商務省が23日発表 する4月の新築一戸建て住宅販売は前月比2.1%増の33万5000戸(予想 中央値)と見込まれている。

住宅市場の一段の安定は、消費者心理の改善にもつながった可能性 がある。25日に発表される5月のロイター・ミシガン大学消費者マイン ド指数(確定値)は、速報値と同じ77.8となり、2008年1月以来の高水 準となったもよう。予想通りなら、月次の統計が開始された1978年以降 で初めて9カ月連続の上昇となる。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Manufacturing, Housing Probably Improved: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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