ブラジル株(18日):ボベスパ指数反発、割安感で下げ止まり

18日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反発。過去10年で最長の下げに歯止めがかかった。バ リュエーション(株価評価)が1月以来の割安水準になり、これまでの 急落は行き過ぎとの見方が強まった。

鉄鉱石生産のヴァーレは5週間で最大の上昇。今年7-12月(下 期)に鉄鉱石価格が回復するとの見通しを示したのが好感された。小売 りのロジャス・レナーも高い。3月の同国経済活動指数が予想に反し て、マイナスとなったのを受けて利下げ観測が強まったのが背景。一方 でPDGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・パルチシパソン エスの下げが響き、BM&Fボベスパ不動産株指数は7カ月ぶりの安値 を付けた。

ボベスパ指数は前日比0.9%高の54513.16で終了。今週の下落率 は8.3%に縮小した。3月13日に付けた年初来高値からの下落率が17日 に21%に達し、同指数は弱気相場入りしていた。同指数の予想株価収益 率は9倍で、1月2日以来の低水準にある。

メルカト・ジェスタン・ジ・レクルソスの運用担当者、ジョセ・ル イス・ガルシア氏は電話取材で、「一部の銘柄に割安感が浮上してい る。ここ数日の相場急落のスピードを考えれば、短期的な反発は予想さ れていた」と指摘。「ただ、持続的な回復が見られるとは思わない。経 済成長の見通しはどこをみても悪化しているようだ」と付け加えた。

ボベスパ指数構成銘柄のうち、上昇は38銘柄、下落は28銘柄。通貨 レアルは0.8%安の1ドル=2.0238レアル。

原題:Bovespa Index Snaps Longest Rout in a Decade on Cheap Valuations(抜粋)

--取材協力:Michael Patterson、Christine Jenkins.

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