NY金:続伸、1週間ぶり高値-米追加緩和の観測で

ニューヨーク金先物相場は続伸。1 週間ぶりの高値となった。米金融当局が追加の刺激措置を発表するとの 観測から、インフレヘッジとしての金の需要が膨らんだ。

前日は5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数がマイナスに転 じたことをきっかけに、追加緩和観測が広がり、金は2.5%高と昨年10 月以来の大幅上昇となった。前日以前は年初来の上昇分を帳消しにし、 弱気相場入りしていた。欧州債務危機の深刻化で、ドルが上昇したこと が背景にある。米連邦公開市場委員会(FOMC)は2008年以降、政策 金利を過去最低水準に据え置いており、2度にわたる量的緩和(QE) で住宅ローン担保証券や国債など2兆3000億ドル相当を購入した。

RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニア商品ブローカ ー、フィル・ストライブル氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、 「何らかの緩和措置に対する期待で、相場は活気づいている」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比1.1%高の1オンス=1591.90ドルで終了。一時は1597.50 ドルと、10日以来の高値を付けた。

原題:Gold Rises to One-Week High in New York on Stimulus Speculation(抜粋)

--取材協力:Phoebe Sedgman.

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