トヨタ紡織:節電の夏、自家発電導入で生産コスト増-政府には注文

トヨタ自動車グループで自動車シ ートなどを製造するトヨタ紡織の豊田周平社長は、政府が18日に要請 を決めた今夏の節電目標について、自家発電設備の導入で目標が達成 できる見通しであるとした一方、生産コストの増大につながり、自動 車業界に悪影響を及ぼすと懸念を示した。

豊田社長は名古屋市内のホテルで記者団に対し、コストをかけて 省エネ対応を実施してきた上に、自家発電機を導入したと指摘。最近 の原油価格の上昇により、高コストの燃料を使用して発電するため、 「当然、原価は上がってくる」と強調した。自動車業界は円高や労働 コスト高、電力不足など六重苦に直面し、「その一つがもっと悪化する ということで、政府にはもっとよく考えてほしい」と注文をつけた。

政府は今夏の電力供給不足に備え、7月2日から9月28日の平日、 各電力会社管内の需要家に対して、それぞれ目標数値を掲げて節電を 要請している。トヨタ紡織が拠点を置く中部電力管内については、一 昨年の夏に対して5%以上の節電を求めている。

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