消費者庁:コンプガチャに違法性あり、7月から規制-見解を公表

消費者庁は、ソーシャルゲーム (交流ゲーム)の一部機能「コンプリート(コンプ)ガチャ」が景品表 示法に抵触するとの見解を公表した。同法の運用基準を7月に改正して 違法であると明記し、規制する予定。同機能をめぐり株価急落を招いた ディー・エヌ・エー(DeNA)やグリーなど関係各社は先週、自主規 制を表明済み。

ソーシャルゲームは利用者が携帯電話などで遊んでいる際に欲しく なったアイテムを追加購入することで収益を上げる。コンプガチャはゲ ーム内で特定のカードをそろえると希少なアイテムを入手できる仕組み で、それまで何度もトライして高額請求につながる可能性がある。

18日発表の見解では有料のコンプガチャが、子どもの射幸心をあ おる度合いが著しく強いとして景表法が禁じる「カード合わせ」の手法 に該当する場合があるとした。同庁表示対策課の片桐一幸課長は同日の 記者説明会で、今回の見解により「違法行為ということを明確にした」 と語った。

同庁の福嶋浩彦長官は9日の会見で、コンプガチャには景品表示法 上の問題点があるとの認識を示し、子どもが月数十万円を請求される例 もあって一定の規制が必要としていた。これを受けグリーなど業界6社 は同日午後に廃止を表明。18日夕には消費者庁の見解を、現在策定中 の業界指針に反映させると連名で発表した。

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