FRBはツイストオペ第2弾を選択か-米景気悪化の緩和策

米連邦準備制度理事会(FRB) は、景気低迷の兆候が一段と顕著になったり、リスクが高まったりした 場合、資産購入プログラムよりもオペレーションツイスト(ツイストオ ペ)の第2弾のほうが金融緩和策として望ましいと考えている可能性が ある。

バーナンキFRB議長は4月25日、インフレがFRBの目標近くで 推移し、失業が減少していることから、直ちに追加刺激策を講じる必要 はないとの見方を示唆しながらも、必要とあれば景気を支えるためにさ らなる行動を起こす用意があると述べた。4月24-25日開催の連邦公開 市場委員会(FOMC)議事録では、景気回復が勢いを失った場合は追 加的な行動が必要になる可能性があるとの認識を数人のメンバーが示し ていたことが分かった。

シティグループの国際経済担当グローバル責任者、ネイサン・シー ツ氏は「特に状況が悪化し、FRBが行動の必要があると考えるように なるシナリオでは、何らかの形の別のツイストオペをする余地があれ ば、それを検討するのは賢明だろう」と述べた。同氏は昨年8月まで FRBで国際経済分析を担当していた。

シーツ氏やクレディ・スイス・セキュリティーズのエコノミスト、 ダナ・サポータ氏らは、FRBが進めてきた4000億ドル(約31兆7000億 円)相当の保有債券の残存期間長期化は、バランスシートを拡大する FRBのそれまでの量的緩和政策(QE)と同様に効果的だったと評価 している。このため、6月に終了予定のツイストオペ第2弾のほうが望 ましいかもしれない。ツイストオペは、QE導入時と同様の政治的反発 を引き起こすリスクもない。

シーツ氏は、FRBがどちらを選択しても「純粋に経済的な観点か らは、それほど大きな問題ではない」とした上で、「広報的な観点から は影響が出るかもしれない」と指摘した。

原題:Fed May Prefer Another Twist to Adding Assets Should Growth Slow(抜粋)

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