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中国紫禁城に所蔵の翡翠の印章、4.2億円で落札-ロンドン

中国の乾隆帝ゆかりの18世紀の緑翡 翠(ひすい)の印章が、ロンドンで開かれたオークションで340万ポン ド(約4億2000万円)で落札された。

競売会社のボナムズによると、この印章は北京の紫禁城にある宝物 館に所蔵されていたもので、竜3頭が彫刻されている。欧州の個人コレ クターが出品し、予想価格は100万-150万ポンドだった。電話による応 札者が、会場で応札していた台湾を拠点とするディーラー、アーツ・ア ンド・チェンを上回る価格を付け落札した。

皇帝ゆかりの品々は需要が高く、18世紀に製作された七宝細工の金 箔(きんぱく)が施された香炉と台は予想価格8万-12万ポンドに対し て78万450ポンドまで値が上がり、このオークションでは2番目の高値 で落札された。

これ以外の品物については慎重に選んで応札されるケースが目立っ た。アジア人の参加者は欧米のオークションで品物を吟味して応札する ようになっている。このオークションでは出品された399点のうち41% が落札されなかった。落札総額は手数料を含め1200万ポンド。予想は落 札価格ベースで最高1270万ポンドだった。

欧州から出品される中国の皇帝ゆかりの品々はここ数年、アジア人 の応札者によって過去最高水準の価格で取引されている。一部のオーク ションでは支払いの遅れや不払いが問題になっている。

(レイバーン氏は美術品市場に関してブルームバーグ・ニュースに 寄稿しています。この記事の内容は同氏自身の見解です)

原題:Chinese Jade Seal From Forbidden City Fetches $5.4 Million (1)(抜粋)

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