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NY原油時間外:半年ぶり安値近辺-ブレントとの価格差縮小

ニューヨーク原油先物相場は18日の 時間外取引で約半年ぶりの安値近辺での推移。欧州債務危機の悪化と米 経済減速で燃料需要が低迷するとの見方が強まった。

原油先物は小動き。週間ベースで3週連続の下落になりそうだ。格 付け会社フィッチ・レーティングスが17日、ギリシャを格下げしたほ か、ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの銀行16行を 格下げした。5月の米フィラデルフィア地区連銀の製造業景況指数が予 想外に低下した。北海ブレント原油のウェスト・テキサス・インターミ ディエート(WTI)に対する価格差は3日以降の最低水準に縮小し た。米中西部の原油過剰在庫を緩和するため、カナダのエンブリッジと 米エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズはシーウェイ・パイプ ラインの油送先を変更する予定。

商品市場に関するシドニーのニュースレター、バラッツ・ブレティ ンのジョナサン・バラット最高経営責任者(CEO)は「地合いが弱く なっていることを示すものが出ている。欧州情勢が懸念されており需要 減少につながっている。米国の経済指標はまちまちで、すっきりしたも のが出ていない」と述べた。

原油先物6月限はシドニー時間午前11時12分(日本時間同10時12 分)現在、1セント安の1バレル当たり92.55ドルで推移している。前 日の通常取引は25セント安の92.56ドルで引けた。終値としては昨年11 月2日以来の安値。今週に入ってからは3.7%、年初来では6.4%のそれ ぞれ下落。

原題:Oil Trades Near Six-Month Low on Economy; Brent Premium Narrows(抜粋)

--取材協力:Yee Kai Pin.

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

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