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バンキア、不動産403億円の売却を検討-引当金4750億円確保で

スペイン政府によって部分国有化さ れたバンキア・グループの上場部門バンキアは、銀行の支店を含む4億 ユーロ(約403億円)相当の不動産の売却とリースバックを計画してい る。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

バンキアはスペインの銀行で保有する不動産資産が最も大きい。預 金流出額が今月9日以降で約10億ユーロに達すると同国紙ムンドが報道 したことが引き金となり、同行の株価は17日の株式市場で一時29%急落 した。

非公開の情報であることを理由に関係者らが匿名で語ったところで は、銀行の支店および他の建物が8-9%の利回りで売却される見通 し。バンキアの広報担当者はコメントを控えている。

スペイン3位の銀行であるバンキアは、金融業界のバランスシート 強化を目的とする新たな規制の導入に伴い、不動産資産の損失をカバー する税引き前引当金を47億2000万ユーロ(約4750億円)積む必要があ る。最大手のサンタンデール銀行は27億ユーロ、ビルバオ・ビスカヤ・ アルヘンタリア銀行(BBVA)も18億ユーロの税引き前引当金を確保 する。

バンキアは2月2日の段階で、保有する融資ポートフォリオと不動 産の売却やリースバックなどの手段を通じて、不動産資産に対する新た な引き当て基準を達成すると説明していた。

原題:Bankia of Spain Said to Plan Property Sale of $508 Million (2)(抜粋)

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