米ゴールドマン:中国の今年の成長率見通しを8.1%に下方修正

米ゴールドマン・サックス・グルー プは、中国の経済成長見通しを下方修正した。4月の指標が成長鈍化を 示したことを受け、米JPモルガン・チェースやスイスのUBSに続い て予想を引き下げた。

ゴールドマンのエコノミストの宋宇、マイケル・ブキャナン両氏 は18日のリポートで、同国の4-6月(第2四半期)の国内総生産 (GDP)が前年同期比7.9%増になるとの見通しを示した。前回予想 は8.5%増だった。今年通年の成長率見通しも前回の8.6%から8.1%に 下げた。

両アナリストは、12日に銀行預金準備率の引き下げを発表した後で もさらなる準備率引き下げに加え、利下げや銀行融資規制の緩和、投資 プロジェクト認可の迅速化などの追加刺激策が実施される可能性がある と分析した。中国の輸出品に対する世界的な需要鈍化と国内の政策引き 締めが、同国の今年の成長見通しを1999年以来の低水準に押し下げてい る。

両氏はリポートで、「4月の経済活動の伸びが政府の適正レンジを 大きく下回っていることは疑いない」とした上で、「政府内に、さらな る政策緩和を行うべきだという合意が存在することは明らかだ」と指摘 した。

両氏は、インフレ率が3%以下に減速するとみられる今年後半に中 国人民銀行(中央銀行)が0.25ポイントの利下げを2回実施する可能性 があると分析した。通年のインフレ率見通しは3.1%に据え置いた。

原題:Goldman Sachs Cuts China Growth Forecast After April Slowdown(抜粋)

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