ブラジル株:ボベスパは弱気相場入り-景気懸念の高まりで

17日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落し、弱気相場入りした。国内企業の大半は1-3 月期決算が予想を下回り、世界経済の悪化がブラジルの輸出を損なうと の懸念が広がっている。

ボベスパ指数は前日比3.3%安の54038.20で終了し、3月13日の高 値からの下落率は21%に達した。同指数は3月13日までに、昨年8月8 日の安値から41%上昇していた。通貨レアルは0.4%安の1ドル =2.0087レアルで、2009年7月以来の安値。

デルテック・アセット・マネジメント(ニューヨーク)で7億ドル (約560億円)相当の資産の管理運用に携わるグレッグ・レスコ氏は電 話インタビューで「ここ数週間、市場に大きな影響を与えているのは何 よりも欧州問題だ」と指摘。「1-3月期決算はやや失望を誘う内容だ ったが、いま生じていることの多くは世界的なリスク回避の動きに関係 している」と述べた。

ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ港湾事業会社 LLXロジスチカは7.5%安。オンライン小売りのB2Wコンパニア・ グローバル・ド・バレジョは4.9%下落。親会社のロジャス・アメリカ ナスがB2Wを上場廃止にすると同国紙バロール・エコノミコが伝えた ことから、16日には16%上昇していた。B2Wは16日の取引終了後に当 局へ提出した届け出で、最近の株価の変動について「理由は分からな い」とした。

原題:Bovespa Enters Bear Market as Global Economy Concern Deepens(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE