コンテンツにスキップする

スペインの銀行16行を最大3段階格下げ-ムーディ-ズ

米格付け会社ムーディーズ・インベ スターズ・サービスは17日、スペインの銀行16行の格付けを引き下げ た。リセッション(景気後退)と貸し倒れ損失の拡大を理由に挙げた。 同国最大手行のサンタンデール銀行とビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタ リア銀行(BBVA)は3段階引き下げられた。

ムーディーズは17日の発表資料で、9行を3段階引き下げ、7行は なお格下げ方向で見直すとした。サンタンデール銀行の英子会社も格下 げされた。

ムーディーズは14日にイタリアの銀行26行を格下げしている。また 2月13日にはスペインのソブリン格付けを引き下げた。ムーディーズは この日のスペインの銀行格下げの主な理由として、融資の焦げ付きの急 増とリセッション、困難な資金調達に加え、政府の銀行を支える能力が 政府自体の信用力低下により弱まったことを挙げた。

ムーディーズは、「銀行は引き続き、経営や市場からの資金調達で 極めて厳しい環境に直面する見通しであり、これは銀行の信用力へのリ スクとなる」と分析。「スペイン経済は2012年1-3月(第1四半期) に再びリセッションに陥った」が、年内は「状況が改善しないと予想す る」と説明した。

ムーディーズはサンタンデール銀とBBVAの格付けを共に従来の 「Aa3」から「A3」に引き下げた。両行の広報担当者に取材を試み 電話にメッセージを残したがこれまでのところ返答はない。

原題:Santander, BBVA Among Spanish Banks Downgraded by Moody’s (1)(抜粋)

--取材協力:Michael J. Moore、Louisa Fahy.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE