欧州株:4日続落、ギリシャ危機とスペイン銀行格下げ観測で

17日の欧州株式相場は4日続落。欧 州中央銀行(ECB)がギリシャの一部銀行向け融資を一時的に停止し たことが嫌気されたほか、スペインの銀行格下げを米ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスが発表するとの観測が高まった。

スペインの銀行バンキアが14%下落。過去1週間の預金引き出しが 約10億ユーロに達したとの報道が響いた。英資材技術会社クックソン・ グループは6週間ぶりの大幅高。主力事業の分離検討を発表した。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%安の241.63で終了。今回の下 落局面は3月22日以来最長となっている。ギリシャのユーロ離脱懸念を 受け、昨年12月28日以来の安値に下げた。前日公表された米連邦公開市 場委員会(FOMC、4月24-25日開催)の議事録は、追加的な米金融 緩和の可能性が残っていることを示したが、欧州株を反発させる材料に はならなかった。

MWBフェアトレード・ウェルトパピエルハンデルスバンクの株式 トレーダー、アンドレアス・リプコウ氏(フランクフルト在勤)は「ギ リシャが倒れれば欧州は大問題を抱えることになり、その後にスペイン やイタリア、ポルトガルに何が起こるか誰も分からない」と指摘。「そ うなってしまうと、米当局が市場にさらに資金を供給して米景気を押し 上げようとしても大した意味がなくなる。欧州の問題ですべてがかすん でしまうからだ」と説明した。

同日の西欧市場では、取引が行われた全10カ国で主要株価指数が下 落した。

原題:European Stocks Drop as ECB Pauses Lending to Some Greek Banks(抜粋)

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