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今日の国内市況(5月17日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場は 以下の通り。

●TOPIX7日ぶり反発、輸出や直近下落業種戻す-中国株高

東京株式相場は、TOPIXが7日ぶりに反発。テクニカル、バ リュエーション指標が短期売られ過ぎ、割安感を示す中、中国株高な どで投資家心理が改善した午後に戻り歩調が強まった。電機や自動車 など輸出関連株が上げ、証券や海運など直近急落業種へのリターンリ バーサルを狙った買いも押し上げ要因。

TOPIXの終値は前日比8.28ポイント(1.1%)高の747.16、 日経平均株価は同75円42銭(0.9%)高の8876円59銭。

大和住銀投信投資顧問株式運用部の岩間星二ファンド・マネジャ ーは、「バリュエーションやテクニカル指標を見る限り、いつリバーサ ルしてもおかしくない状況だった。政府の省エネ家電補助政策を受け て中国市場が上昇し、日本株にも買い安心感が広がった」とみていた。 ただ、懸念材料である欧州情勢に進展がなく、「本格的な反発局面に入 るかは懐疑的」と言う。

●債券反落、高値警戒や株高で売り-5年入札予想通りも午後一段安

債券相場は反落。前日までの相場上昇で、市場では高値警戒感が 出ており、売り優勢の展開となった。午後発表の5年国債入札結果は 事前予想通りで無難だったが、相場の押し上げ要因にはならず、株高 もあって取引終盤には売りが膨らんだ。

トヨタアセットマネジメントの深代潤チーフファンドマネジャー は債券相場について、「先物や中期ゾーンを中心にいったん利益確定売 りが出ている」と指摘。投資家は4月後半以降に債券残高を積み増し、 当面は押し目買いで対応するとも言う。一方、欧州の債務問題への懸 念が再燃すれば買いが優勢となり、10年債利回りは節目の0.82%を下 回るとの見方も示している。

東京先物市場で中心限月6月物は、前日比2銭安の143円47銭で 始まり、直後に1銭高まで上昇したが、再び売りが増えると水準を切 り下げた。午後に入ると一段安となり、結局は24銭安い143円25銭 ときょうの安値で引けた。前日には一時143円56銭まで上昇し、中心 限月の日中で2010年10月以来の高値を付けていた。

●ユーロ午後下げる、ギリシャ再選挙決定で情勢注視

東京外国為替市場では、ユーロが午後の取引終盤で水準を下げた。 ギリシャでは来月の再選挙が決定し、情勢を見極めたいとの姿勢から ユーロの下値を攻める動きはいったん鈍化したものの、債務問題をめ ぐっては依然として楽観ムードは醸成されにくく、ユーロの戻りも限 定的となった。

大和証券投資情報部担当部長の亀岡裕次氏は、ユーロはかなり売 り進まれ、独仏首脳会談でギリシャをユーロ圏に留めておこうという 感じの姿勢が見えたということは「多少プラスに効いた」感があると 指摘。ギリシャの再選挙までに、緊縮財政をめぐって欧州当局との間 で、「どれぐらい歩み寄るか」が一つのポイントになるとし、ユーロは 上下方向の「綱引き」が続くとみている。

ユーロの相対力指数(RSI、14日間)は対ドル、対円ともに売 られ過ぎを示す30を下回る水準で推移しており、ユーロ・ドル相場は 朝方に付けた1ユーロ=1.2712ドルを下値に、午前の取引で一時

1.2749ドルまで上昇。しかし、午後にかけては1.27ドル台前半で伸 び悩んだ。

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