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ヘッジファンド、1-3月にアップル株売り越し-利益確定で

米SACキャピタル・アドバイザー ズやバイキング・グローバル・インベスターズなどのヘッジファンド は、米アップルの株価が1-3月(第1四半期)に48%上昇したのを好 機ととらえ、同社株を610万株売り越した。

当局への届け出を基にブルームバーグが集計したデータによると、 基金や銀行、保険会社、その他投資家は1-3月期にアップル株を1520 万株売り越したが、このうち3分の1超をヘッジファンドが占めた。た だ、ヘッジファンドのポートフォリオでアップルが引き続き最も価値の ある保有銘柄であることに変わりはない。同業界は3月31日時点でアッ プル株を3780万株保有する。

グラディエント・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジ ャー、マイケル・ビンガー氏は「一部で利益確定の動きが出ているが、 アップルは常にヘッジファンドのお気に入り銘柄だ」と語った。同社は アップル株を含め2億2500万ドル(約180億円)を運用している。

投資家は相場の方向性を探る鍵としてヘッジファンドの取引に注目 している。アップル株の3月30日の終値599.55ドルを基に試算すると、 ヘッジファンドの売却規模は36億6000万ドル。ヘッジファンドが前回ア ップル株を売り越したのは昨年1-3月期で、その際は725万株だっ た。

一方、ヘッジファンドはアップルと競合する2社の持ち高を増や し、1-3月期はマイクロソフト株を925万株、グーグル株を339万株買 い越した。

スターン・アギー・アンド・リーチのアナリスト、ショー・ウー氏 によると、タブレット端末「iPad(アイパッド)」の需要が減退 し、新型モデルが年内に発表されるのを前にスマートフォン(多機能携 帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売は低迷するかもしれ ないとの懸念から、アップルの株価は4月1日以降8.9%下落した。

原題:Apple Loses Favor With Hedge Funds SAC, Viking in First Quarter(抜粋)

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