中国の銀行の不良債権額:2四半期連続で増加-成長鈍化響く

中国の銀行の不良債権額は2005年以 来の2四半期連続増加となった。経済成長が勢いを失う中で資産の質や 利益の伸びが圧迫されている状況が浮き彫りになった。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が17日にウェブサイトに掲載 した発表資料によると、3月末の不良債権額は4382億元(約5兆5600億 円)と、昨年末から103億元増加。不良債権比率は昨年末時点の1%か ら0.9%に低下した。

中国の銀行は利益の拡大や不良債権の抑制に苦しんでいる。政策担 当者による昨年のインフレ抑制の取り組みは資金調達コストを押し上げ ただけでなく、不動産市場を冷え込ませ、デフォルト(債務不履行)を 引き起こした。中国の1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP) は、約3年ぶりの低い伸びとなり、温家宝首相に政策のさらなる緩和を 求める圧力が高まった。

原題:China Banks’ Bad Loans Rise Second Quarter as Economy Weakens(抜粋)

--取材協力:Stephanie Tong.

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