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モンゴル:外国国有企業による資産買収、制限する法律を検討

モンゴルで6月までに外国の国有企 業が同国の主要資産を支配するのを禁じる法律が制定される可能性が高 まっている。豊富な資源を有するモンゴルは昨年、世界で最も高い経済 成長を達成した。

モンゴルのガンフヤグ財務次官はインタビューで、法案は2年前に 議会に提出されたが、アルミニウム生産で中国最大手、中国アルミ(チ ャルコ)が先月、株式取得によりサウスゴビ・リソーシズの支配権を獲 得したことから国内で反発の声が強まり、法案の審議が加速したことを 明らかにした。現在操業中の事業には適用されない可能性が高いとい う。モンゴルでは英豪系リオ・ティントが60億ドル(約4800億円)規模 のオユ・トルゴイ銅鉱床の開発を進めている。

インドネシアやアルゼンチンも将来の天然資源を確保するため資源 資産の所有権の支配を目指している。法案は来月の議会選挙前に成立す る見通しで、チャルコによる株式取得には適用される見込み。

フロンティア・セキュリティーズ(ウランバートル)の投資担当チ ーフストラテジスト、デール・チョイ氏は電話インタビューで「投資家 は、何かが始まった後に規則が変更され、度々変更されるのを好まな い」と指摘。「地政学的な要因ではなく商業的な要因に基づいて決断す るのがモンゴルの人々の利益になるだろう」と述べた。

原題:Chalco Target as Mongolia Seeks to Bar State Deals: Commodities(抜粋)

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