野田首相:日銀は政府と連携し果断な金融政策を-衆院特別委

野田佳彦首相は17日午前、衆院の社 会保障と税の一体改革に関する特別委員会で、日本銀行に対して政府と 緊密な連携を取りながら適時適切、果断な金融政策を講じるよう求め た。また、日銀総裁と問題意識を共有するための意見交換は大事だと語 った。民主党の前原誠司政調会長への答弁。

首相は、政府と日銀の意思疎通に関して金融政策決定会合や国家戦 略会議などの公式会議に加えて、「より問題意識を共有するための意見 交換は大事だと思うので、心して私と日銀総裁もバイでお会いする機会 もできるだけ増やしていこうということで、実際にそういう議論をして いる」と述べ、今後も白川方明総裁と協議していく考えを示した。

首相と白川総裁は2月15日、4月6日に非公式会談を行っている。 首相は「いろんな意見交換があってどういう課題があって、それぞれが 何を役割分担でやらなければいけないということはおのずと結果が出て くる、そういう議論をこれからも随時やっていきたい」と語った。

GPIF

前原氏は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のポートフ ォリオ見直しを提唱。国債の比率を引き下げ、海外資産での運用を求め たが、首相は「安定性を求める声は基本的にある」とした上で、「不断 の見直しをしていく中で、指摘してもらった観点も含めた議論を」各省 でしてもらいたい、との認識を示した。

一方、消費増税にともなう低所得者対策として野党側から食料品な どを対象とした軽減税率の導入を求める声があることに関しては、「そ ういうものも与野党間で真摯(しんし)に胸襟を開いて議論を進めて必 ず逆進性対策は入れなければいけない」と述べた。

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