シンガポール:欧州リスクで先行き不透明-1~3月10%成長

シンガポール政府は、欧州での「無 秩序」なデフォルト(債務不履行)のリスクは否定できず、2012年1- 3月(第1四半期)のプラス成長回復にもかかわらず、同国経済の見通 しを不透明にしていると指摘した。

シンガポール通産省が17日発表した1-3月の国内総生産( GDP、改定値)は前期比年率10%増となり、4月の速報値(9.9% 増)から上方修正された。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト14人の予想中央値は10.6%増だった。

1-3月のGDPは前年同期比では1.6%増と、速報値から変わら ず。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想中央値では1.8%増が 見込まれていた。昨年10-12月(第4四半期)は3.6%増だった。

DBSグループ・ホールディングス(シンガポール)のエコノミス ト、アービン・シーア氏は統計発表前に、「全てが明るく良好のようだ が、世界状況の下振れリスクが再び浮上している」と指摘。「シンガポ ール成長率が4-6月(第2四半期)に鈍化に転じても驚きではないは ずだ」と述べた。

通産省は今年の成長率について、プラス1-3%になるとの見通し を据え置いた。

原題:Singapore Warns of Europe Default Risk as Economy Expands 10%(抜粋)

--取材協力:Sarina Yoo.

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