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英銀ロイズ、トレーダー2人を停職-LIBORなど操作で調査

英銀ロイズ・バンキング・グループ は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)などの金利が操作された可 能性に関する調査の過程で、少なくとも2人のデリバティブ(金融派生 商品)のトレーダーを停職処分とした。事情に詳しい関係者2人が明ら かにした。ロイズは英政府が出資する銀行では規模が2番目に大きい。

この問題で発言の権限がないとして関係者らが匿名で語ったところ では、いずれもロンドンで勤務する為替デリバティブトレーダーのアレ クサンドル・デュベ氏と金利デリバティブトレーダー、ジョン・アージ ェント氏が約2カ月前に自宅待機となった。

2人はいずれも金融業界での就労を許可された現役バンカーとして 英金融サービス機構(FSA)に登録されている。インターネットや勤 務先の電話番号、番号案内を通じて2人に接触を試みたが、これまでの ところ連絡は取れていない。デュベ氏の携帯にも電話したが、スイッチ が切られていた。

LIBORなどの金利操作をめぐる調査の過程で、これまでにロイ ヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)とシティグル ープ、UBS、ドイツ銀行、ICAPがトレーダーを停職や解雇、休職 扱いとしており、ロイズがこれに加わることになる。

当局の調査に協力

LIBORや東京銀行間取引金利(TIBOR)、欧州銀行間取引 金利(EURIBOR)の操作疑惑をめぐっては、米司法省と証券取引 委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)のほか、日本の金 融庁、英国のFSAなど各国の監督当局が調査を進めており、銀行やブ ローカーに情報提供を求めている。

ロイズは16日、「当社は他の多くの金融機関と同様、LIBORの 設定をめぐる現在進行中の調査に関して各国の監督当局に協力してい る。これらの調査が完了するまでの間は、それ以上の言及は適切でな い」とのコメントを発表した。ロイズの広報担当者は個別の行員につい てはコメントしないとしている。

原題:Lloyds Banking Said to Suspend Two Traders Amid Libor Probe(抜粋)

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