NY原油:4日続落、6カ月ぶり安値-在庫増とギリシャ懸念

ニューヨーク原油先物相場は4営業 日続落。約6カ月ぶりの安値となった。米国の在庫増加を嫌気したほ か、ギリシャの組閣協議が決裂し欧州の債務危機が深刻化するとの懸念 が強まったことも響いた。

米エネルギー省の統計によると、先週の原油在庫は213万バレル増 加の3億8160万バレルと、1990年以来の高水準となった。ギリシャは来 月に再選挙を実施する見通しだ。米政府が主要8カ国(G8)に戦略石 油備蓄の放出準備を要請している、と共同通信が報じたことも原油の売 りにつながった。

BNPパリバ・プライム・ブローカレッジ(ニューヨーク)のディ レクター、トム・ベンツ氏は「まだ不透明感は晴れていない」と指摘。 「欧州が引き続き焦点となっている。すべての市場動向は欧州情勢がど うなるのかにかかっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前日 比1.17ドル(1.24%)安の1バレル=92.81ドルで終了。終値としては 昨年11月2日以来の安値となった。2月24日に付けた終値ベースの年初 来高値109.77ドルからは15%値下がりしている。

原題:Oil Drops to Six-Month Low on Rising Stockpiles, Greek Crisis(抜粋)

--取材協力:Mark Shenk、Grant Smith、Jeff Black、Frank Petrillo.

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