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セントルイス連銀総裁:失業低下にはQEでなく財政政策必要

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、現在8.1%にある米失業率を低下させるには財政政策が必要になる と指摘。金融当局が追加の資産購入あるいは量的緩和を実施した場合、 インフレ高進のリスクをもたらすとの見解を示した。

ブラード総裁は16日、ケンタッキー州ルイビルでの講演で、「失業 問題に直接対処するためには、金融政策で一段のリスクを取るよりも雇 用政策に注力した方が得策かもしれない」と発言。「どちらかといえ ば、米連邦公開市場委員会(FOMC)は金融政策を駆使し過ぎている 可能性があり、米国の金融安定や世界経済をリスクにさらしている」と 述べた。

総裁は「米国のマクロ経済指標は昨秋時点での予想よりも力強い」 とし、「主要なリスクはFOMCがこれまでのように超緩和政策にコミ ットし過ぎることだ。米金融政策は今のところ適切だが、積極的に進め 過ぎれば、1970年代に見舞われたような状況を再発させる恐れがある」 と続けた。

総裁はまた、ゼロ近辺にある政策金利は「預金者に不利になる」こ とを含め、経済に「ゆがみ」をもたらしている可能性があるとの考えを 示した。

原題:Bullard Says Labor Policy, Not QE, Needed to Cut Unemployment(抜粋)

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