コンテンツにスキップする

「エロー」はアラビア語で男性器-新仏首相の名前で苦肉の策

フランスではドイツ語に堪能なジャ ンマルク・エロー氏が新首相に就任したが、アラビア語圏では同首相の 名前が頭痛の種となっている。

首相の姓「Ayrault」はフランス語ではエローと発音される。しか しその発音通りにアラビア語で表記すると、アラビア語圏の多くの国に おいて、口語的な表現で男性器を意味する単語の三人称単数形の所有格 になる。

アラビア語圏で困惑が広がる可能性に配慮し、仏外務省は首相が就 任した16日に声明を発表。アラビア語で表記する場合に望ましい公式な つづりを発表した。解決策は、アラビア語に転写する場合に「L」と 「T」に相当する文字を加えるというものだ。アラビア語はつづり通り に発音する言語で、書かれている文字は通常全て発音される。一方フラ ンス語では、Ayraultの最後の「lt」は黙字となり発音されない。

ベイルートを本拠とするアンナハール紙はこの公式な解決策を採用 した。一方でロンドンを本拠とし、アラビア語圏で広く読まれているア ルハヤト紙は、一面に載せた記事の見出しでエロー首相の名前を、本来 の「Ayro」ではなく、「Aro」と表記した。

またドバイを本拠とするアルバヤン紙はファーストネームだけを用 い、「オランド大統領、ジャンマルク氏を首相に任命」との見出しを一 面に掲載した。

原題:France’s Ayrault Creates Anatomical Challenge for Arab Press(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE