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欧州株:3日続落、年初来安値-ギリシャがユーロ離脱との懸念

16日の欧州株式相場は3日続落。ス トックス欧州600指数は年初来安値を付けた。ギリシャがユーロ圏離脱 を余儀なくされるとの懸念が広がった。

ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)は13%急落。ギリシャ中央銀 行のプロボポラス総裁が6日の総選挙後に国内の銀行から引き出された 預金が最大7億ユーロに上ったと明らかにしたことが売り材料。イタリ アのカリージェ銀行は少なくとも1995年以来の安値を付けた。一方、ス イスの高級品メーカー、フィナンシエール・リシュモンは上昇。通期利 益が市場予想を上回ったことが好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%安の244.40で終了。1.4%安 となった後、0.3%まで上げる場面もあった。3月16日に付けた年初来 高値からの下落率が10%に達し、いわゆる調整局面に入った。

インターバンク・ブローカー最大手の英ICAPのマイケル・スペ ンサー最高経営責任者(CEO)は、ブルームバーグテレビジョンとの インタビューで「私は長らく、ギリシャのユーロ圏離脱は時間の問題で あって、離脱があるかないかの問題ではないと感じていた」と述べ、 「長期的にギリシャのみならず、ユーロ圏にとっても好ましいと思う」 と話した。

ギリシャではパプリアス大統領の仲介後も連立政権が樹立できず再 選挙が実施されることになった。民主左派党のクベリス党首によれば、 6月17日に実施の公算。

この日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が下落し た。ギリシャのアテネ総合指数は1.3%安と、1990年2月以来の低水準 となった。

原題:European Stocks Fall to Lowest This Year Amid Greece Concern(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Tom Stoukas.

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