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ECBは是が非でもギリシャをユーロに留める意思なし-総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は16日、同中銀が原理原則を曲げてまでギリシャのユーロ圏離脱を止 める意思はないことを示唆した。ただ、ギリシャ残留を「強く選好す る」とは言い添えた。

ドラギ総裁はフランクフルトでの講演で「ECBは引き続き、条約 の定めるところに沿って、中期的な物価安定の維持とバランスシートの 完全性の保持という与えられた責務を遂行する」と言明した。ユーロ創 設のための条約は導入国が通貨同盟を脱退することを想定していないと し、従って「それは政策委員会が決定する問題ではない」と述べた。

ドラギ総裁の発言としては今までで最も、ギリシャのユーロ圏離脱 の可能性を暗に認めたに近い内容となった。ギリシャは6月17日の再選 挙に向けて準備しつつあり、その結果、救済受け入れの条件に反対する 党が主導権を握る可能性がある。

総裁は「政策委員会はギリシャがユーロ圏に残留することの方を強 く選好する」と述べた。

原題:Draghi Signals ECB Won’t Keep Greece in Euro Area at Any Cost(抜粋)

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