香港株(終了):ハンセン指数は下落-調整局面入り

香港株式相場は下落。再選挙を実施 するギリシャがユーロ圏から離脱を迫られるとの懸念が高まる中、ハン セン指数の年初来高値からの下落率が約11%に達し、いわゆる調整局面 に入った。

売り上げの79%を欧州に依存する衣料小売りのエスプリ・ホールデ ィングス(330 HK)は5.5%安。世界最大の銀行、中国工商銀行(1398 HK)は1.9%下げた。上海証券報は、中国4大銀行の今月13日までの2 週間の新規融資を合わせると伸びがほぼ止まったと報じた。

中国中煤能源(1898 HK)を中心に石炭株も安い。UOBケイ・ヒ アン・ホールディングスは、中国の景気減速に伴い石炭価格が下落する との見通しを示した。

ギリシャでコンテナ施設を運営する中遠太平洋(コスコ・パシフィ ック、1199 HK)や、株式を公開する宝飾品小売りで世界最大の周大福 珠宝集団(1929 HK)も下げた。

サムスン・アセット・マネジメントのポーリーン・ダン最高投資責 任者(CIO、香港在勤)は「株式の買い増しに積極的になるのはまだ 早い」と述べた上で、「引き続き欧州情勢を非常に懸念している。事態 はまだ収束していない」と語った。

ハンセン指数は前日比634.48ポイント(3.2%)安の19259.83で終 了。下落率は昨年11月10日以来の大きさ。ハンセン中国企業株(H株) 指数は3.4%安の9741.97と、今年の上昇分を帳消しにして引けた。

原題:Hong Kong’s Hang Seng Index Enters Correction on Europe Risk(抜粋)

--取材協力:Adam Haigh.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE