米フェイスブック共同創業者サベリン氏、米国籍放棄で節税

ソーシャル・ネットワーク・サービ ス(SNS)最大手、米フェイスブックの共同創業者エドゥアルド・サ ベリン氏は、米国籍放棄により6700万ドル(約54億円)以上の節税効果 を得る。ブルームバーグがフェイスブックの株価を分析し、連邦所得税 の節税分を算出した。新規株式公開(IPO)を進めるフェイスブック の株価が上場後に値上がりすれば、節税額も膨らむ。

米ハーバード大学の学生時代にフェイスブック始動に参加したサベ リン氏(30)は、昨年9月頃に米国籍に放棄し、現在はシンガポールに 住んでいる。同氏のスポークスマン、トム・グッドマン氏が語った。

フーオウンズフェイスブック・ドット・コムによれば、サベリン氏 はフェイスブック株の約4%を保有。発行済み株式数に基づくと同氏の 持ち分の価値は最大28億9000万ドルとなるもようだ。昨年9月時点で は24億4000万ドルの価値だった。

ブルーバーグはこの2つの評価額の差(約4億4800万ドル)に米国 のキャピタルゲイン税率15%を適用し、節税額6700万ドルを算出。ブル ームバーグの算出方法はニューヨークの独立系税務アドバイザー、ロバ ート・ウィレンズ氏の検証を受けた。

グッドマン氏は「この計算と仮定が間違っているだけでなく、サベ リン氏の米国籍放棄の理由が税金対策だという誤った印象を植えつける ことになる」と指摘したが、具体的な間違いの特定は避けた。サベリン 氏の「動機は税金とは無関係で、シンガポールに住んで働きたいという 願望によるものだ」と述べた。

原題:Facebook’s Saverin Saves $67 Million on Tax Bill by Leaving U.S.(抜粋)

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