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4月の英失業者数:前月比1万3700人減、予想外-安定化の兆候

英国では4月の失業者数が事前予想 に反して減少した。企業による雇用創出を受け、雇用市場が安定化して いる兆候が増えた。

英政府統計局(ONS)が16日発表した失業保険申請ベースの4月 の失業者数は前月比1万3700人減の159万人となった。これは2010年7 月以来で最大の減少。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト24人を 対象にまとめた調査の中央値では5000人増が見込まれていた。

同時に発表された国際労働機関(ILO)基準の1-3月の失業率 は8.2%。2011年12月-12年2月は8.3%だった。

今回の雇用統計は、支持率落ち込みとリセッション(景気後退)へ の対応に苦慮するキャメロン首相に追い風となるものだ。1-3月期の 雇用者数は10万5000人増と、ここ1年で最大の伸びとなった。ただエコ ノミストらは、ユーロ圏危機の深刻化で年内に失業者が増加する可能性 を指摘している。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のエコノミスト、ビッキ ー・レッドウッド氏は「雇用統計の内容悪化もあり得る」とし、「リセ ッションへの逆戻りが企業景況感を損ね雇用削減を促すだろう。現時点 では民間セクターで雇用が増えているが、全体的な見通しは弱いよう だ」と続けた。

原題:U.K. Unemployment Unexpectedly Falls in Stabilization Sign (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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