アジア株、今年最大の下げ-ギリシャ再選挙で欧州懸念強まる

16日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数が今年最大の下げとなっている。再選挙を実 施するギリシャがユーロ圏からの離脱を決め、域内の債務危機抑制の取 り組みが頓挫しかねないとの懸念が強まった。

売り上げの約16%を欧州で稼ぐ日産自動車が下落。世界最大の鉱山 会社、オーストラリア・英系BHPビリトンはシドニー市場で4.1%値 下がりした。金属相場の下落が響いた。貨物輸送会社の豪トール・ホー ルディングスは15%安と大幅な下げ。2012年6月通期の減益見通しを示 したことが嫌気された。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、 海外投資家がリスク資産を回避し、全体的な持ち高を減らす中で、アジ ア市場は世界情勢に動きが封じられていると指摘。ギリシャの再選挙の 結果を確認するまで、積極的にスタンスを取りにくいと語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時22分現在、前日 比2.7%安の114.05。このままいくと昨年11月以来の大きな下げとな る。日経平均株価は前日比99円57銭(1.1%)安の8801円17銭で引け た。

原題:Asia Stocks Fall Most This Year as Greek Vote Spurs Euro Concern(抜粋)

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