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インド・ルピー、対ドルで過去最安値-ギリシャ混迷で需要減

16日の外国為替市場では、インド・ ルピーがドルに対して過去最安値を更新した。債務危機に見舞われたギ リシャがユーロ圏を離脱するとの懸念から、ドル需要が高まり新興国市 場の資産への投資意欲が後退したためだ。

ギリシャでは、6日の総選挙後の連立工作が不調に終わった。イン ド準備銀行(中央銀行)のカーン副総裁は16日にネパールで記者団に対 し、同行はルピー相場の動向を注視しており、ボラティリティ(変動 性)の抑制に最善を尽くすと発言。その一方、チャクラバルティ中銀副 総裁はムンバイで、ルピーがいかなる水準にあってもその防衛を目的に 当局が介入することはないと語った。

フェデラル・バンク(ムンバイ)のチーフマネジャー、ラビ・ラン ジト氏は「現在の世界的なリスク回避の環境を踏まえ、市場の圧力がル ピーを押し下げている」とし、「インド中銀は介入しているもようで、 ルピーを支えるための規制措置が講じられると思う」と付け加えた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、ルピーの対ドル相場は ムンバイ時間午後0時4分(日本時間同3時34分)現在、前日比0.9% 安の1ドル=54.2887ルピー。一時は過去最低となる54.32ルピーまで下 げた。4月以降は6.2%下げている。

原題:Rupee Sinks to Record Low on Greece Euro-Exit Risk: Mumbai Mover(抜粋)

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