欧州EADSの1-3月期:黒字回復-通期利益を上方修正

欧州航空機大手エアバスを傘下に置 く航空宇宙・防衛関連企業、EADSの1-3月(第1四半期)決算 は、純損益が前年同期の赤字から黒字に転じた。同社は2012年通期の一 部利益見通しを引き上げる一方、最新の航空機納入計画は引き続き「非 常に厳しい」と注意を促している。

同社の16日の発表資料によると、1-3月期の純損益は1億3300万 ユーロ(約140億円)の黒字。前年同期は1200万ユーロの赤字だった。 ブルームバーグが集計したアナリスト予想で見込まれていた2億3900万 ユーロの黒字には届かなかった。EADSは、2階建て旅客機 「A380」の翼で見つかった亀裂の補修費用としてエアバス部門が1 億5800万ユーロを計上したと説明している。

EADSは、通期の1株当たり利益見通しを従来の1.65ユーロ超か ら「1.85ユーロ超」に上方修正した。また、今年のジェット機の納入を 過去最高の570機に引き上げる目標を維持した。

1-3月期の売上高は前年同期比16%増の114億ユーロだった。エ アバス部門は売上高の3分の2に貢献している。

原題:EADS Has First-Quarter Profit, Raises Earnings Guidance for 2012(抜粋)

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