ドイツ銀行、中国株に慎重な見方-モルガン・スタンレーは強気

ドイツ銀行は、中国経済が厄介な移 行期にあるとして、同国株の投資判断を「アンダーウエート」としてい る。一方、モルガン・スタンレーは、MSCI中国指数が年末まで に25%上昇すると予想している。

中国株は割安と見え、「短期」的には上昇する可能性があるもの の、同国政府による主要産業の統廃合計画がうまく進まず過剰生産能力 が発生しているため、企業業績に悪影響が出る可能性があると、ドイツ 銀の新興市場ストラテジスト、ジョンポール・スミス氏(ロンドン在 勤)が15日付リポートで指摘した。

先週発表の中国指標で工業生産や輸出の伸びの鈍化などが示された ことを受け、ドイツ銀などが中国経済の下振れリスクを指摘。UBS、 バンク・オブ・アメリカ(BOA)、シティグループ、JPモルガン・ チェースなどは、中国の成長予想を引き下げている。

16日の中国株式相場は下落。今月第1と2週の中国4大銀行の新規 融資がネットベースでほぼゼロだったと上海証券報が伝えたことで、景 気減速懸念が広がった。

MSCI中国指数は現地時間午前10時24分(日本時間同11時24分) 現在、前日比2.4%安の54.5。年初からの上昇率は2.8%に縮小した。モ ルガン・スタンレーは同指数が年末までに70に上昇し、ハンセン中国企 業株指数(H株)指数は32%高の13400になると予想した。

原題:Deutsche Bank Underweights China Stocks, Morgan Stanley Bullish(抜粋)

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