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機械受注は3カ月ぶり減少、予想より小幅-判断「緩やかな増加」

3月の機械受注は、3カ月ぶりのマ イナスとなった。減少率は予想より小幅だった。四半期ベースにならす と、1-3月は前期比プラスとなっており、投資意欲が引き続き底堅い ことが示された。先行きも増加基調が見込まれている。

内閣府が16日発表した3月の機械受注統計(季節調整値)による と、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は前月 比2.8%減の7463億円となった。内訳は製造業が同8.4%減、非製造業が 同3.9%減。ブルームバーグ・ニュースの事前調査による予測中央値は 前月比3.5%減だった。

機械受注は、企業が設備用機械をメーカーに発注する段階で集計す るため、実際の設備投資に半年程度先行するとされる。内閣府は3月の 基調判断を「緩やかな増加傾向がみられる」とした。「船舶・電力を除 く民需」を四半期ベースでみると、1-3月が前期比0.9%増、4-6 月の見通しは同2.5%増だった。

第一生命経済研究所の新家義貴主任エコノミストは統計発表前のリ ポートで、「化学や造船などで2月に大口受注による押し上げがみられ ており、3月はその反動減が予想される」と指摘。ただ、1-3月期で 見れば前期比でプラスが見込まれるとし、「同時に公表される4-6月 期の見通しは、企業の設備投資意欲を占う上で重要」との見方を示し た。

政府は4月に公表した月例経済報告で、景気について「依然として 厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち直している」とし、6カ月連続 で総括判断を据え置いた。個別項目では、輸出と住宅建設の判断を上方 修正した。

--取材協力:. Editors: 小坂紀彦, 室谷哲毅

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