ブラジル株:ボベスパ、今年の上げ帳消し-住宅建設株が安い

15日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落し、今年の上げを帳消しにした。決算がアナリス ト予想を下回った住宅建設株が売られた。

建設会社MRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスは15% 安。1-3月(第1四半期)決算が24%の減益となったことが嫌気され た。同業のPDGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・パルチ シパソンエスは9.8%、ロッシ・レジデンシアルも7.8%それぞれ値下が り。資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社OGXペトロリ オ・エ・ガス・パルチシパソンエスは7.8%下落し、昨年10月17日以来 の安値。開発している油田の可採埋蔵量の見積もりが投資家の予想を下 回ったことが響いた。

ボベスパ指数は前日比2.3%安の56237.97で終了し、年初来騰落率 はマイナス0.9%。指数構成銘柄のうち下落が58銘柄、上昇は9銘柄。 通貨レアルはサンパウロ時間15日午後5時半(日本時間16日午前5時 半)現在、0.3%安の1ドル=2.0019レアル。

レメ・インベスチメントスで7000万レアル(約28億円)の運用に携 わるジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電話インタビューで、「1-3月 期の企業決算は全体的に予想よりやや悪かった」と指摘。「企業は景気 減速に伴う需要の鈍化に直面する一方で、賃金が上昇し続けているた め、人件費などのコスト増にも対応しなければならない。極めて労働集 約型の不動産業界では特に深刻な問題だ」と述べた。

原題:Bovespa Erases 2012 Advance as Homebuilders Plunge on Earnings(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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