NY原油:続落、5カ月ぶり安値-ギリシャが再選挙実施へ

ニューヨーク原油先物相場は続落。 5カ月ぶり安値付近となった。ギリシャの政権樹立協議の決裂で再選挙 の実施が決まり、ユーロが下落したことが背景。

全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首は、同国 の再選挙実施を発表。これを受けてユーロは対ドルで値下がりした。欧 州通貨が軟調になると、商品投資の魅力が減退する傾向がある。米エネ ルギー省が16日発表する統計では、米国の原油在庫が1990年以来の高水 準になると予想されている。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場リサーチ責任者のマイケル・ウィ トナー氏は「ギリシャや欧州全体に対する懸念から、リスク回避の動き になっている」と指摘。「あすの統計で原油在庫がまた増えると予想さ れていることも相場下落の要因になっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前日 比80セント(0.84%)安の1バレル=93.98ドルで終了。終値としては 昨年12月19日以来の安値となった。年初からは4.9%の値下がり。

原題:Oil Declines to Five-Month Low as Greece Calls for New Election(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE