欧州株:昨年12月来安値、ギリシャ再選挙決定で-銀行株安い

15日の欧州株式相場は続落。ストッ クス欧州600指数は昨年12月以来の安値を付けた。ギリシャでは連立政 権の樹立に向けた交渉が決裂し、新たな選挙が実施されることになっ た。

ストックス欧州600指数の産業別グループの中では銀行株が同指数 へのマイナス寄与度が最大だった。スイスの銀行ジュリアス・ベア・グ ループは6.1%急落し、約8カ月ぶりの大幅安となった。運用資産から の収入が今年1-4月に落ち込んだことが売り材料。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の245.76で終了。3月16日 に付けた年初来高値を9.8%下回る水準で、昨年12月30日以来の最低と なった。14日に1月9日以来の安値を付けた同指数は、この日は方向感 のない取引に終始した。

カミニャック・ジェスティオンの投資委員会メンバー、ディディ ア・サンジョルジュ氏はロンドンでのプレゼンテーションで、「株は割 安のようだが、その理由は誰の目にも明らかだ」と述べ、「バリュエー ション(株価評価)は必ずしも明らかな方向性を示していない。欧州は 成長だけでなく、財政と対外面で極めて根本的な調整を要する。これは すぐ起こることではない」と続けた。

この日の西欧市場では、ノルウェーとアイスランドを除く全ての国 で主要株価指数が下落した。ギリシャのアテネ総合指数は3.6%安 と、1992年11月以来の低水準を付けた。

原題:European Stocks Retreat for Second Day as Greece Calls Election(抜粋)

--取材協力:Alexis Xydias.

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