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対米証券投資:3月は中長期資産の買越額が拡大-逃避需要

3月の対米証券投資は買越額が前月 から拡大した。欧州債務危機を背景に、安全資産を求める動きが続い た。

米財務省が15日発表した3月の対米証券投資統計によると、外国の 政府と投資家の中長期金融資産取引額は外国人からみて362億ドルの買 い越しとなった。前月の買越額は101億ドルだった。ブルームバーグが まとめたエコノミスト予想の中央値は325億ドルの買い越し。

株式スワップなど短期資産を含む金融資産の合計は499億ドルの売 り越しとなった。前月は926億ドルの買い越し(速報1077億ドルの買い 越し)だった。

IDEAグローバルの為替ストラテジスト、ケビン・チャウ氏(ニ ューヨーク在勤)は統計発表前に、「3月は米株式相場のパフォーマン スが良かった」と指摘。「欧州連合(EU)がすべての高債務国に対す る包括的な救済策を打ち出さない限り、欧州の債務問題は未解決のまま 残るだろう」と述べた。

中国は引き続き世界最大の米国債保有国で、3月の保有額は前月か ら147億ドル増加の1兆1700億ドル。日本の米国債保有額は24億ドル減 少した。

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原題:International Demand for U.S. Assets Rose on Europe Issues (抜粋)

--取材協力:Alexandre Tanzi.

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