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5月のドイツZEW景況感:2年ぶり高水準から10.8に低下

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた5月の独景況感指数は2年ぶり高水準から低下し た。欧州債務危機で景気見通しが暗くなったことを示した。

ZEWが15日発表した5月の期待指数は10.8と、前月の23.4を下回 り、昨年11月以来初めて低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト34人の調査では中央値で19.0が予想されていた。期待指 数は今後6カ月の見通しを示す。

ドイツ株の指標であるDAX指数は過去2カ月で10%下落し、年初 来の上昇率が9%に縮んだ。スペインの信用力に対する懸念や、総選挙 後の政局混乱でギリシャのユーロ圏離脱の可能性が高まったことが手掛 かり。ただ、独連邦統計庁がこの日発表した1-3月期の実質GDP (国内総生産)速報値は前期比0.5%増と、エコノミスト予想を大きく 上回った。

ノムラ・インターナショナル(ロンドン)のエコノミスト、イエン ス・ソンダーガード氏は「ユーロ圏債務危機の再燃で金融市場が再び混 乱した」と指摘し、「ドイツ経済の将来に関するファンダメンタル的な 再評価よりも金融市場のセンチメント悪化をZEW指数は一段と反映し ている可能性がある」と続けた。

ZEWによれば、5月の現状指数は44.1と、前月の40.7から上昇し た。

原題:German Investor Confidence Fell From a Two-Year High in May (1)(抜粋)

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