中国株(終了):上海総合指数、1カ月ぶり安値-景気を懸念

中国株式市場では、上海総合指数が 1カ月ぶりの安値に下落した。海外から中国への直接投資額が減少した ことに加え、同国で景気減速が強まる可能性があるとの見方を米パシフ ィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が示したこと がマイナス材料となった。

中国最大の産銅会社、江西銅業(600362 CH)とアルミ生産最大手 の中国アルミ(チャルコ、601600 CH)が金属関連株の下げを主導。政 局混迷のギリシャがユーロ圏を離脱するかもしれないとの懸念が高まっ た。

石炭生産のエン州煤業(600188 CH)は3週間ぶりの安値に下落。 発電所向けの国内石炭価格が少なくとも2009年以来初めて下落したこと が響いた。中国南方航空(600029 CH)も安い。

一方、青島海爾(600690 CH)を中心に家電関連銘柄が上昇。政府 が同業界向けに支援策を講じる可能性があるとの観測が広がった。

華泰証券のアナリスト、チョウ・リン氏(南京在勤)は「欧州と中 国の悪いニュースが重なり、株価は下げている」と説明。「欧州危機は ギリシャのユーロ離脱懸念を伴って悪化しており、中国の預金準備率引 き下げは経済情勢をめぐる政府の懸念を示している。投資家は4-6月 (第2四半期)に成長が一段と鈍化するとみている」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比5.88ポイント(0.3%)安の2374.84と、先月17日 以来の安値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数 は0.1%高の2617.37と、6営業日ぶりに上昇して引けた。

原題:China Stocks Fall to 1-Month Low on Economy, Investment Concern(抜粋)

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