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豪中銀議事録:0.5%の利下げ、成長回復支援に必要と判断

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は今月1日の金融政策決定会合で、住宅ローン金利の上昇と消費者 信頼感の弱さに対応し、平均を下回る成長の回復を支援するため、この 3年間で最大幅の利下げを実施した。豪中銀が15日、同会合の議事録を 公表した。

議事録は「通貨高や政府支出の抑制、住宅市場と建設業界の低迷を 受け、鉱業セクターを除く部門の成長は短期的にトレンドを下回る見込 みだ」と指摘。「金融市場は依然として不安定な状態にあり、欧州発の リスクが引き続き世界の見通しを暗くしている」と説明した。

豪中銀は同月の会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ レートの誘導目標を0.5ポイント引き下げ、約2年ぶり低水準の3.75% に設定。大半のエコノミストが0.25ポイントの利下げを予想していた。 トレーダーらは、中銀が6月5日の次回会合で0.25ポイントの追加利下 げを実施する可能性を86%とみている。

議事録によれば、利下げ幅に関する決定は消費者向けの金利を引き 下げる必要性を反映したもの。議事録は昨年終盤に0.25ポイントの利下 げを2回実施したことに触れ、「政策委メンバーは昨年12月の政策金利 変更以来、一般社会で適用される金利がやや上昇傾向にあったことを認 識していた」と指摘。「借入金利を適切な水準にするためには0.5ポイ ントの利下げが必要だと判断した」と付け加えた。

ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、カトリナ・エル氏 (シドニー在勤)は「世界的な不確実性と国内の非鉱業部門の弱さを考 慮すれば、政策姿勢が一段の緩和方向にあることは確実だ」と述べた。

原題:RBA Saw Half-Point Cut Needed to Revive Growth, Minutes Show (2)(抜粋)

--取材協力:Garfield Reynolds.

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