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米上院銀行委でJPモルガン問題も議論へ-ジョンソン委員長

米上院銀行委員会のジョンソン委員 長は14日、JPモルガン・チェースが20億ドル(約1600億円)の損失を 出した取引について公聴会を開き、米連邦準備制度理事会(FRB)な どの監督当局者から事情を聴くことを明らかにした。

同委員長(民主、サウスダコタ)は電子メールで配布した声明で、 「今後数週間にわたり上院銀行委はウォール街改革の実施状況を監視す るため、主な金融規制当局者を招いて追加的な公聴会を開く」と表明。 JPモルガンの損失問題についても「公聴会で議論されるとみられる」 としている。金融規制改革法(ドッド・フランク法)の実施状況に関す るこの公聴会では、10日に明らかになった同行の「シンセティッククレ ジット取引」のポジションに絡んだ損失の問題についても議員、当局者 が検証するという。

銀行委では、JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者 (CEO)が「とんでもない過ち」と呼んだ同行の損失問題に特化した 公聴会を予定していない。ジョンソン委員長のスポークマン、ショー ン・オブラック氏も現時点でJPモルガン幹部が招致される予定はない と述べた。

ただ、議会民主党の中には、JPモルガンの損失規模が大きかった ことを踏まえて、銀行の自己勘定取引を禁止するボルカー・ルールなど 新たな銀行規制が必要だとする声が強まりつつある。

原題:Senate’s Johnson Says JPMorgan Loss to Be Aired at Hearings (1)(抜粋)

--取材協力:Peter Cook.

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