ブラジル・レアルが下落:09年以来の1ドル=2レアル台

14日の外国為替市場でブラジルの通 貨レアルは約3年ぶりに1ドル=2レアル台に下落した。マンテガ財務 相が為替相場は政府にとって懸念材料でないとの認識を示し、レアル安 が進むとの観測が広がった。

ギリシャ債務問題や中国の景気減速が世界の成長見通しの重しとな る中で、エコノミストはブラジル政策金利の予想を引き下げており、ブ ルームバーグが継続調査する主要16通貨の中でドルに対し最も値下がり しているレアルはこの日下げ幅を拡大した。

リキデスDTVMのエコノミスト、アルフレド・バルブッティ氏は 電話取材に対し、「政府はレアル安を歓迎している」と指摘。「ブラジ ルはそれを望んでいた。制御不能な動きではない」と述べた。

レアルは前週末比1.5%安の1ドル=1.9962レアル。一時は2009年 7月以来の安値2.0062レアルを付けた。年初来ではドルに対し6.5%下 落。

マンテガ財務相はブラジリアで記者団に対し、一段のドル高は輸入 を割高する一方で輸出が割安となり、経済にとって好ましいと発言し た。

同中銀が14日公表した調査によると、ブラジルの政策金利は年末ま でに8%(予想中央値)に引き下げられると見込まれている。前回調査 では8.5%と予想されていた。調査は約100人のエコノミストを対象に11 日に行われた。

原題:Brazil Real Weakens to 2 Per Dollar for First Time Since 2009(抜粋)

--取材協力:Blake Schmidt.

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